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【黒子のバスケ】どうしようもなく好きだったから

第28章 青の心





【紫原】
「・・・あー、やっぱりこの笑い声はちちんだったよ~黄瀬ちん~」



【黄瀬】
「ほんとッス!
何をそんなに笑うことが・・・・・・・ぶっ!」



今 黄瀬笑った。確実に笑った。

「お前まで笑うなよ」


【黄瀬】
「笑ってなんかないッス」


『涼太、そんなとこで嘘つかなくても・・・っ、ぶふっ! ひー!』


いつまで笑ってんだよお前。




なに?俺の制服姿、そんなに変?




【黒子】
「いえ、遊園地にそれで来るのは修学旅行だけでいいと思ってるだけだと思います」


「どわぁぁぁあ!? て、テツか」


【黒子】
「すみません。驚かすつもりはありませんでした」



いや慣れっこだけどよ。



「・・・いつまでも笑ってねぇで早く行くぞ。混んでるし」



『いや、ポケットに手突っ込んで仁王立ちしてても格好つかないよ!』


【黄瀬】
「しかもドヤ顔!」


『りょーた! それ言わないで!
ぶふっ!』



・・・泣くぞ。















【桃井】
「・・・あ! あれ乗りたい!」


『お! 定番のジェットコースターだね! 行こ!』



女子二人ではしゃぎまくっている。



【黄瀬】
「あ! ふたりとも待ってッスー!」


・・・あと黄瀬。




【緑間】
「・・・俺は乗らん。」


「あ? 緑間こえーのか?」


【緑間】
「そんなわけないだろう!
おは朝でラッキーアイテムが地上だったからなのだよ!」


「ラッキーアイテムで地上ってなに!?」
















だが結局、緑間乗車。


なんか後ろで唱えてんだけど・・・



【黄瀬】
「やった! はちっちの隣空いてるッス!」


『あ、ごめんね涼太。先客いるからー』


【黄瀬】
「ガーン! 
 ・・・ん? 黒子っち? ・・・え、黒子っちなんスか!?」


『そーだよー』


【黒子】
「失礼します」


【黄瀬】
「ムキーーーーっ」


















《───では、日本最速ジェットコースター、いってらっしゃーい!》







・・・・え?





・・・───最速!!?








・・・あ、これ緑間逝くわ。
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