第28章 青の心
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青峰side
さつきから情報をもらって、結構離れてるけど人気のテーマパークに行くことになった。
《ちゃんとした服着てきてよ!
ジャージなんて着てきたら許さないからね!》
「わーったよ、うるせーな。
・・・おう、・・・ん、わかった。じゃな」
どうやらさつきとはちはもう着いたらしい。
最初に着こうと思って目覚まし掛けといたのに鳴んなかった。コノヤロ
ジャージダメだって言われてもな・・・
他に服なんて・・・、・・・あるけど。
でも選ぶの面倒だな。
・・・どうすっかなぁ
【桃井】
「・・・あ、来た来た大ちゃん!・・・って、
・・・・・え?」
大きく手を振るさつきは、ピンクのミニスカ。
またいつもみたいに覗かれるぞ
はちは・・・、
・・・半袖パーカーか。アイツらしいけど
爽やかなストライプで、中にはタンクトップ着てるらしいな。
・・・まさに夏服。
『──ぶふっ!』
・・・かくいう俺も、まさに夏服。
【桃井】
「────なんで制服で来てんの!?
ガングロクロスケ!」
「ガングロクロスケ言うなよ!
・・・これしかなかったんだから仕方ねぇだろ」
さっき吹き出したはちは、まだ笑っている。長すぎじゃね?
【桃井】
「そうだとしても!
制服で来るアホは大ちゃんしかいないよ!」
「アホじゃねぇ!」
さつきは怒鳴ってるし、はちは笑ってるし、宥めてくれる奴来ねぇかなぁ・・・
【緑間】
「・・・うるさいのだよ、お前ら」
・・・あー来た
だけど、来たかと思えば俺の服装を見て目を見開いた
・・・そんなに?
【緑間】
「・・・青峰。お前、遊園地にそれで来るとは・・・。」
【桃井】
「まったくだよ!」
『ほんとありえな・・・っ、ぶふぅっ!』
「緑間もかよ。
つーかはち、笑いすぎだお前」
だってー、じゃねぇよ。
結構、内心傷ついてるぞ俺。