第28章 青の心

【赤司】
「･･･灰崎。久々に来てこれでは、歓迎できるものもできないな」




【虹村】
「･･･少しは周り見て行動しろってのこのアホ。
集中砲火受けたいなら別だけどな」




【黄瀬】
「･･･アンタがはちっちに近づいていい権利なんて1㎜くらいしかねーんだよ！」





･･･黄瀬ー。語尾語尾。あとキャラ。




【緑間】
「･･･見損なったのだよ。」



【紫原】
「･･･本気で捻り潰すよ～」





【灰崎】
「････････なんで俺こんなに責められてんの？」








「「「「「「「あたりめーだ！」」」」」」」








･･･つくつぐ、罪しかねぇ男だな、こいつ。





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『ちょ、みんな何してんの！
ボールは人に当てるためにあるもんじゃないです！』


【黄瀬】
「でもはちっち～」


『でもじゃなくて！

みんな土下座でボールに謝って！！』




【灰崎】
「そっちかよ！俺は！？」




････ナイスツッコミ。




結局、本当に土下座させられた。


それを見たテツとさつきが怪訝な目で見ていたことは、言うまでもない。






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【黄瀬】
「───はちっちご立腹だったッスね～」



困り顔で微笑む黄瀬の唐突な発言に、部室が一瞬静まった。



「･･･そういや、ここ掃除したのってはちなんだってよ」



「「「「「･･･。」」」」」



俺の発言にも静まりかえった。





【赤司】
「･･･よからぬことを考えてるんじゃないですか？　虹村さん」


【虹村】
「なんで俺なんだよ！青峰が先だろ！」


「な、なんで俺！？」


【黒子】
「僕は黄瀬くんがありそうに思えます」



【黄瀬】
「ちょ、黒子っちヤメテ！」



【緑間】
「お前ら！ぐずぐず言ってないで早く着替えるのだよ！」



【紫原】
「んなこと言ってみどちんもありそ～」


【緑間】
「んなっ、」












その頃───────－－－



『（･･･。）』

「･･･？ はちちゃん、どした？」

『･･･今度会ったら平手打ちしようと思って』

「ぅえ!?」

『（･･･変態反対）』