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【黒子のバスケ】どうしようもなく好きだったから

第25章 赤の心 part 2




『・・・君たちは、いつかはバラバラになる運命、だったんだよ』



目を伏せながら、眉を寄せている彼女を、今すぐ抱きしめたい衝動にかられながら、踏みとどまる。





『───・・・私はそれを止めに戻ってきた。
今度こそ──』






はちは、ゆっくりと深呼吸をした。







それに合わせ、カーテンがなびく。

それに視線を奪われる暇もなく、唐突な言葉。









『───私が君達の未来を知ってるって言ったら、どうする?』











「───・・・え・・・──?」











それは紛れもなく、俺たちの『残酷な未来』だった。
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