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【黒子のバスケ】どうしようもなく好きだったから

第3章 どうにかしたい



緑間くんと別れ、体育館内を歩く歩く。

そういえば黄色くんは居ないなーと思いながら、ふらふら歩いた。


【虹村】
「・・・あ、いた!おまえ、どこ行ってたんだよ」

『あ、虹村さーん。お久しぶりです』

【虹村】
「別に久し振りじゃねえだろ・・・」


おまえってどっか抜けてるよな、絶対。
と言われた。そんなわけあるかい。


『抜けてるわけありませんよ。数学以外は得意ですもん』

【虹村】
「それ答えになってねぇよ」


にじむーと少し話して、部室へと消えた彼を見送りながらまた体育館を見渡した。


『・・・今だと、原作のどこら辺なのかな』


黄瀬くんがまだ来てないから、中1?

そういや主人公の黒子くんもいないから秋にもなってないんだな。




キセキが壊れる瞬間まで、まだほど遠いな・・・




『よーし、にじむー探そー』

【虹村】
「虹村だ馬鹿!変なあだ名つけんな!」

『ひゃぁぁぁあ!!!!?』

いつからそこに!?

てか今の聞かれてたのか!ガーン!


【虹村】
「はぁ・・・ったく、あいつらと似て、お前も結構へんなやつだな」

『なっ、ひどっ!仮にも女子なのにそれはないでしょう!』

【虹村】
「仮にもなのかよ」



服装が変わってるから着替え終わったんだ、と当たり前のことを考えた私←


【虹村】
「よし、じゃあ帰るかー」

『あ、虹村先輩!わたしどうすればいいですか!』

【虹村】
「あ?家わかんねぇのかよ?」

『だって・・・ねぇ?』

【虹村】
「いやわかんねぇし」


ついさっき来たやつが分かるわけないでしょう!と喚く。

【虹村】
「あーあー、うるせー。
てかお前、もうちょっと大人しいやつかと思ってた」

『いきなりなんで貶してるんですか!?』

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