• テキストサイズ

【黒子のバスケ】どうしようもなく好きだったから

第20章 夢



そして、夢はまたやってくる。








《───おい!はち!》



『あ! 青峰!』



《お前こんなとこに居たのかよ
おら、帰んねーとさつきが泣くぞ》


『え、ちょ、まっ』




《・・・チッ・・・んだよ、みじけー夢だな》




『え、どゆこと?』




《まぁ、悔しいけど、連れて帰られるのは俺じゃねーってことだな》



『は?ちょ、なんなの?』



《───はち! 俺っ・・・



帝光バスケ部で待っててやるよ!

正直、最近はやるき出ねーけど、いつかお前が帰って来やすいように、待っててやる!!


だから・・・必ず帰ってくんだぞ!!》





『はい?え、ちょ、待っ・・・!


──サボるとか、シャレになんないからやめなさーーーーい!』






《──わかってるっつーの!》













そして、夢は覚める。






次元を越えた夢は、毎晩のように彼女の頭の中を駆け巡り、徐々に彼女の記憶を呼び覚ましていった。

















「──・・・あお、みね・・・?」
/ 342ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp