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Feel me?【ハリポタ長編/ドラコ夢】

第2章 ファーストコンタクト


列車が揺れる。
遂に発車。
窓から両親に手を振る。
家族はニッコリと見送ってくれた。


頬杖をつき、窓の外をぼんやり見つめていた時、コンパートメントの扉が
コンコン、と鳴った。

「はい…?」

「すみませーん、ココ、まだ入れますか?」

女の子が顔を出した。

「えぇ、どうぞ。」

皇はにこやかに彼女を中に通した。
彼女は皇を、見つめ出した。

「…何か?」

「あの…違ったらごめんなさい…っ!
 もしかして、皇?」

「えっ…?」

皇は驚き、戸惑った。

「チェルシー…?」

「その通り!」

チェルシーは皇に抱きつきハグをした。
日本で暮らしていた皇は、ハグに慣れて居なくて、更に吃驚した。

「あぁ、やっと会えた!
 皇ってば、想像していた通り。
 とっても可愛らしいのね!」

皇は照れて笑った。

「そんな、チェルシーだって、想像以上だよ!
 会えて嬉しい!」

皇とチェルシーは握手をして、何度となく抱き合った。


ホグワーツに着くまで、2人は延々と話していた。
途中で、ハーマイオニー・グレンジャーと言う子が、そろそろ着替えないと、と言うまで全くホグワーツが近い事を、気づかなかった程だ。
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