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Feel me?【ハリポタ長編/ドラコ夢】

第9章 ハロウィンパーティ


明日はハロウィンパーティー
皇はワクワクしながら布団にもぐる。
仮装はどうしようかしら。
魔女は却下。
だって、私は魔女だもの。



「…すごいわ。」

「ねぇ、皇。
 このパンプキンパイ、とても美味しいの!」

皇もパイを頬張る。
気に入った様で、皇とチェルシーは見つめ合ってニコニコと笑う。


「ぷっ…何アレ…リスみたいよ。」

遠くのグリフィンドールに居る皇をパーキンソンはバカにした。
隣にいるマルフォイはつまらなさそうに、皇を見つめる。

「リス…か…
 可愛い小動物じゃないか。」

「…あの食べっぷり!
 豚の様だもの。」

マルフォイは席を立つ。

「ドラコ…」

「パーキンソン、皇をどうしても仲間と思えない様だな。」

パーキンソンはピクッと眉を痙攣させる。

「穢らわしい、グリフィンドールの子と居るのよ。
 好きになれる訳ないわ。」

「そうか…」

「ドラコは良いの?」

「嫌だ。」

マルフォイは断言した。
とてもイライラしている様だ。

「じゃぁ、何故、注意をしないの!?」

マルフォイの顔の表情が少し緩くなる。

「…素直に笑える場所は、誰にだって必要だ。」

「ドラコ…何言ってるの…?」

「分からないなら良い。」

マルフォイはそのまま、大広間の出口まで歩いて行く。

「ドラコ…」
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