• テキストサイズ

タイトル未定《ドリフターズ》

第6章  六




は新鮮な空気を求めるかの様に
口を開けば、
それを遮る様にの舌へと
吸い付く。


トントンと胸を叩くの
唇をゆっくりと話せば
どちらともわからない唾液が糸を引き

晴明を見上げる瞳は
とろりととろけ、欲情をかきたたせる


「すまない」


言葉とは裏腹に晴明の手は
の腰を引き寄せ
片方の手でワンピースを捲り上げ
脱がせていく


水気を帯びて重くなったワンピースを近くの岩へと
ぴしゃりと置く。

は拒むことも無く
晴明のされるがままになり
月明かりの下で生まれたままの姿を晒している



「本当に綺麗だ」



青白く光るの身体を
舐める様に見つめるとペロリと自身の唇を舐めあげた


は、先程の赤い舌先に
また胸を昂ぶらせる。





晴明は、腰に回した手をそっと這わし
の背中からお尻にかけての
感触を楽しむ


ぐっと力を入れたかと思うと
大きな岩へとの身体を持ち上げた。


が驚きながら岩へと腰をかけ前に立つ
晴明へと目線を上げると
男の顔をした晴明が、物欲しそうに自分を見ているのに
気がついた。


『お師匠さま』
そう呟き彼の首へと両手を回せば
また、甘い口づけを交わす





/ 37ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp