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タイトル未定《ドリフターズ》

第5章  五




抜け出そうとしたものの
腰へと回った手はの力では
ぴくりとも動かず
恥ずかしさのあまり頬を赤く染め
潤んだ瞳で睨み、見上げるに
キャシディはニヤリと笑う





「じゃーなサムライ共
死ぬなよ」


そう言うと、キッドは馬車を走らせた。










「は大丈夫でしょうか」


馬車が走り去り舞う砂けむりを見ながら
シャラが心配そうに呟く背中に
オルミーヌはそっと手を当てる


「お師匠様もいますから、大丈夫ですよ」




待ってましょう。そう言うオルミーヌの言葉に
こくりと首を上下に動かした。
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