• テキストサイズ

タイトル未定《ドリフターズ》

第5章  五






揺れる荷台では、見えなくなった
エルフや信長達の方向を見つめ続ける



「不安ですか?」



そんなに安倍晴明は
優しく声をかけると、
こちらへ振り返ったの顔は
思っていたものと違い
強く美しい笑顔だった



『これからよろしくお願いします
お師匠様』



そう言って照れた様に笑うに
顔が熱くなるのを感じる




『キッドさん、ブッチさんも
よろしくお願いします』




の花が咲いた様な笑顔に
ふんわりとした雰囲気が流れる








「いいねぇ」






ブッチがそう呟くと
の顎へと手を添えグッと
自身へと引き寄せる





『っ?!』







鼻と鼻がつきそうな距離で
ニカリと笑う



「良い顔だ」




そう言うと、顎から手を話し
シェイクハンドを求める




はブッチの大きな手を
ぎゅっと握り締めた。


/ 37ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp