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タイトル未定《ドリフターズ》

第5章  五



シャラは与一の問いにぴくりと
反応すると


「そうですね」


消え入りそうな声でそう返し。
握りしめる拳に力を入れる




「」




艶っぽくの名前をよぶ与一を
見上げるようには目線を上がれば

頬に小さなリップ音とともにキスをされた



は驚いたように数回瞬きをすると
柔らかで暖かな感触が残る頬へと手を当てる



『与一さん、あ、あの』



「待ってるからね」



いつもの笑顔にもどる与一には
これ以上何も言葉は出てこなかった。


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