第8章 あなたの笑みを誰も知らない
『ごめん…』
「ぷ!はははははは!」
「流石あいりちゃん!」
「…はぁ。」
「全くあなたは…緊張感を持ってください…」
海斗と斗真は大笑い
和馬と優はあきれ顔
そして陽希は…
「…ん。」
『…ありがとう…』
アイスクリームをくれた
しかも陽希が大好きなストロベリー味…
勝手に食べた斗真を無言の陽希が睨み追いかけていた所を見たことがある…
「あ!陽希!俺も欲しい!」
「海斗…あげ…ない…」
「陽希~!」
「…うるさい…寝る…」
陽希は自分のハンモックに帰って行った
「何か頼みます?それとも食べに行きます?」
「久々に食いにいきてぇ!」
「俺ピザ!」
「あ?ハンバーグだろ?」
「なんだと?ひとりで食いに行け」
「お前はデリバリーでもしてろや」
「ふたりとも黙ってください…」
「「はいっ…。」」
「そば…」
「「「「「……。」」」」」
「そば食いてぇ…」