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あなたにだけは囚われない!【R18】

第8章 あなたの笑みを誰も知らない


ここ数日のことをグチグチ優に説教された

「…仁聞いてます?」
「……ああ。」

「あいりあなたもですよ?」
『はい…。』

正座が辛い…どうして私だけ正座なのか…
仁はソファーの上でふんぞり返っているのに…

…カーペットフワフワだからまだマシか…。

「なぁ…例の件仁に伝えなくていいのか?」

珍しく海斗が助け船を出してくれた

「そうでした…あいりも一緒に聞いてください」

仁のソファーまで移動する

『うわっ…』

…しかし足が若干…いやかなり痺れているため仁に突っ込んでしまった

「…大丈夫か?」
『…ごめん…けがしてない?』

私の腰を支えて起こしてくれる
仁と目が合い顔が近付く…

「ゴホンッ…そろそろいいですか?」
それを阻止する優は胡散臭い咳払いをする

「あなたたちが籠城している間に2つほど問題が起きました…」






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