第7章 まずい状況です
それからどのくらい経ったのか
途中で意識が飛んだり眠ったり…
昼を何回迎えたのか私には分からなかった
『もう…あっ、やぁん…!』
「クッ…!」
所謂対面座位で終えたころだった
まだ仁が中に入ったまま持ち上げられ冷蔵庫の前に連れていかれる
体に力が入らないためされるがまま
水を口移しで飲まされる
『もう、できない…』
仁に訴えるが完全なる無視。むしろ
「クックッ…まだしゃべれる元気があるなら平気だろ?」
ベッドや浴室、ソファ挙げ句テーブルまで色々な場所でやった
ほぼ裸の状態で何日過ごしているのか
私で飽きないのか…
『あっ!待ってっ…っんっん…』
私を持ち上げたままの状態で下から突き上げられる
「考え事か?余裕だな?」
『無理あっ…やだっ!っん…イッちゃう…!』
「…まだだ」
『あっん!…いゃんっ!イクッ!』
その時だった
ドンドンっ!
「籠城は終りですよ!仁開けて下さい!」
「あいりちゃんは大丈夫かー?生きてるか」
「さっさと出てきなさい」
「…チッ」
Xの幹部たちと思われる声
「…出すぞ」
『待って、…やぁん!イクッ!』
中に温かい液体が出された
やっと解放される…その安心と同時に私は意識を失った