第1章 どうしてこうなった!?
朝の支度を終え家を出るため玄関へ
時間もちょうどいいし今日は良いことがありそうな予感!
『行ってきます!』
私の声しか響かない部屋
もちろん返事は帰って来ることはない
玄関を開けると見えるいつもの風景
天気は晴れ!雲ひとつない青空!
いざ出発!
住宅街の通学、通勤ラッシュの時間帯はなにかと騒がしい
「おはようあいりちゃん」
『おはようございます』
ご近所のおばちゃんたちと挨拶をかわす
おばちゃんたちは朝からおしゃべり
ゴミ袋を片手に回収場所へと歩くサラリーマン
道路の右側を歩く小学生の列
猫は塀の上であくびをしてる
この間のことが夢かのような見慣れた風景に安心する
電車に乗り少し歩くと着く私の学校