• テキストサイズ

あなたにだけは囚われない!【R18】

第6章 適当に歩いていればどこかに着きます


今日は終業式

未だに3学期制を使用しているうちの学校は今日で1学期終了だ。

滞りなく式は進み試験結果の発表へ

特別科と普通科は学科は別だが同じ試験を受けている
そのため合同で発表される

この試験結果は1年を通し上位にいれば特別科に編入することができ逆もあり得る

私は昨年学力上位で特別科に通っていた

しかしなぜか素行不良と判断され普通科へ落ちた
夏海は家の権力を使い“あいりと一緒じゃなきゃつまらないわ。それにあいりが素行不良とか笑える”って言って普通科へ転科した

夏海の将来のためにも3年生で元の特別科に戻る!
私がいないければ戻らないって夏海は言ってて本当に頑固者
だから昨年以上の成績上位に入り特別科に舞い戻ってやる!

だから試験は毎回全力で精一杯やる
こつこつ勉強は苦手だけど‥

「あったよー2年生ブース」
人だかりができている

なかなか見えない…



「飯島さんじゃないですか」
「あらごきげんよう」
「松永さんもいらっしゃるわ」
「仲がよろしいのですね」

「飯島さん?こんなこと言うのもあれですけど松永さんと付き合うより私たちとご一緒しません?」

来たよ…特別科

/ 204ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp