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あなたにだけは囚われない!【R18】

第5章 試験に追われてる日こそ遊びたい


お昼過ぎということもあり混雑していた
お目当てのブランドにたどり着く

「これは?」
『ん~。』
「こっちは?」
『ん~。』

「なかなかピンッとくるものないわね」

お互いに妥協しないから選ぶのに時間がかかる

『あっ、あれは?』

隣のショップに可愛い花柄の白とピンクと黄色のワンピースに茶色の細めの紐状ベルト

「スゴく可愛い!あれにしよう!」

それから色々なショップをぶらぶら見て回る
気付けばもう遅い時間帯になっていた
ふたりして両手にたくさんの荷物‥

バーゲンだよ?やっぱりついつい買っちゃうよね?
多分無駄なものは買ってない‥はず‥


「駅近くて良かったわ」
『夏海はそんなに何買ったのよ?』
「洋服に化粧品とかよ。これでも少ない方よ。大きい荷物は自宅に送ったしね?」
『大きい荷物って?』
「最新美容グッズ」
『‥あれ?この間もそんな感じの買ってたよね?』
「あ、それはもう使ってないわ」
『え?』
「あまり効き目なかったの」
『‥‥‥‥』



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