第3章 人の噂は3カ月程度と思います
結局荷物を家まで運んでもらった
「可愛い子にこんなに荷物を持たせられないから」
とお世辞を言われた
あいつはジェントルマンだ!きっと…
そしてそれからの私の生活はほぼ毎日勉強し
たまにたっちゃんが遊びに来てご飯や買い物に行ったり新に誘われ新のお友達とも遊んだ
海が近いため浜辺で走り回ったり花火をした
新のお友達は男だけでなく女の子もいて直ぐに打ち解けられた
女の子の友達は久しぶり
地元では夏海以外数人くらいしか居なかったから新鮮で楽しかった
意外なことにジェントルマンの新は私と同じ高校2年
不良高のボスとまではいかないがNo.2だと胸を張って言っていた
なんとなく予想はしていた
新の友達にひとりも黒髪がいないし、バイクや車がそれっぽかったもん