第3章 人の噂は3カ月程度と思います
たっちゃんのおかげでその日のうちに住むことができた
どうしてここに住むのか聞かないたっちゃんはきっと察してくれているのだろう
ウィークリーマンションなだけに生活用品や家具類は一通り揃っていた
持ってきた勉強道具を出し復習と予習を始める
学校に行かない分こうして勉強するしかない
高校生だし勉強することが職業みたいなものだ
私がいなくて夏海は大丈夫かとふと気になった
夏海は私以外の学校の女の子とあまり会話をしない
それにも理由があるから頑張って話しなよとは言えないし
まぁ、夏海のことだから大丈夫かな。以外とあの子は器用だから上手くやってるはず
それにしても机が低い
腰が…座椅子が必要だ。うん。