第2章 とりあえず逃げたいです
『んっ……イッ…』
「…フッ感じすぎた、淫乱…」
『もう…だめっ…っん…イッちゃう…!!』
絶頂を迎え視界が一瞬真っ白になった
『…はぁっ…はぁっ』
息が整い目の前の狼を認識できた
そして我にかえる
この先はダメだと頭の中で警戒音が鳴る
このまま続けたら…ダメ…
『ダメなの…あなたとはもう…』
何を考えているのか分からない狼に無表情で
睨み付けられる
「まじ…うぜぇ…」
ズンッ
『ッやぁ、抜いて!やだ!あっ…やんっ…』
一気に彼のモノが慣らされてない中に入れられる
『ダメなのっ…あっん…やぁ…』
「感じるか、お前の中がしがみついて放さねぇぞ」
『やっ…痛いっ…やめっ…』
自然と出てくる涙で彼の顔がよく見えない
パンパンっと互いの肌かぶつかる音
ぐちょっぐちょっと響く水音
この行為独特の香りに酔いそうになる
『あんっ…激しいっん…っん…』
「だまれ」
『んーっ…んっんっ』
またキスをされる