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あなたにだけは囚われない!【R18】

第11章 上書きって意味知ってるのかしら?


「夏海!」

急いで近づき震えている彼女を抱き締める

「俺だ…分かるか…?」

「…ぅ?…ゆうっ…優っ!グスン…うぅ~」

俺が分かったのか彼女は泣き始めた

「優、今は運べ…」

仁に言われ仁が乗ってきた車に運ぶ

「俺がバイクに乗る。お前はそいつと車に乗れ」

「ああ、助かる」

車に乗り込み俺らの溜まり場へ向かう車…

いまだに俺の腕の中で泣いている夏海の頭を撫でる

「…優…っ…」

「ん?」

「…すぐに…来てくれて…ありがとうっ…」
腫れた目で見上げ呟く彼女…




「当たり前だ…お前は俺の“女”だからな…」
すごく愛しく堪らなくなりもう1度強く抱き締めた

~優side end~
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