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あなたにだけは囚われない!【R18】

第9章 イケメン保護法つくりません?


夏海side

部屋を追い出された私と優さん…

「すみません…うちの王さまが…」

「……」
仁さん…すごく怒ってたしあいりが心配になる

「大丈夫ですよ、あいりなら。いつもの事ですし」

「そうね…」

「それより、夏海さんどうしてふたりで行動したんですか?ふたりと言えど女の子のなんですよ?海には気色の悪いことを考えている輩もたくさんいるんです。何かあったときにふたりで対処できると思っての行動ですか?それともなにも考えず行き着いた行動ですかーー……」

それから約1時間近くホテルのロビーで説教をされた

「…すみませんでした」

「分かれば良いんです…」

砂浜に戻りみんなでビーチフラッグを楽しんでいた

以外と面白い人が多い“X”…


「あ、戻ってきた!」

海斗さんが遠くから歩いてくる仁さんを見つけた

「ありゃ、寝てんな」
「また、無理させてなければいいんですが…」
「仁…ご機嫌…」
「あいり大丈夫かな?」


お姫様抱っこをされ仁さんの腕のなかで眠っているあいり…

…仁さんがあいりを見て一瞬微笑んだ
こんな笑み初めて見た…





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