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あなたにだけは囚われない!【R18】

第9章 イケメン保護法つくりません?


お昼時になり一旦海から上がることにした

『海の家って結構いっぱいあるんだね?』
「でもどこも混んでるわね」
『端の方のお店なら空いてるんじゃない?』
「えっ、歩くの?」
『行ってみようよ!』
「暑~い!」
と言いつつ一緒に行ってくれる夏海

相変わらず囲まれていて“X“のみんなを誘うのを断念…

さっきまで遊んでた場所よりかなり奥の方まで来てしまった

「確かに空いてる!」

中を覗くとお客さんが1組しかいなかった
お店の女の従業員さんと目が合った

「いらっしゃい、好きなところに座って」

カウンター席にふたりで並んで座る
中の厨房がよく見える

『何にしよう…』
「私は、カレーかな」
『なら私は、焼きそばにする!』

「カレーと焼きそばね、少し待っててね」

ジュージューという音とソースの良い香り…
食欲を誘う…

「お待ちどうさま!」

『「美味しそう!!いただきます!」』

海の家で食べるせいか自分で作るよりも格段に美味しい

「少しちょうだい」
『私も!交換しよ!』




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