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あなたにだけは囚われない!【R18】

第9章 イケメン保護法つくりません?


『みんなどこに行っ……あそこだね…』
「…探すまでもなかったわね…」
浜辺を見渡すと一際水着の女の子達が群がっている場所がある…

きっとあそこにいるに違いない


『どうしよ‥』
「あの女豹の群れに乗り込んでみる?」
『夏海も一緒なら』
「嫌よ。あんな香水臭そうなところ」
『近づくだけでケガしそう』
「そうね‥」
『‥‥』
「電話してみれば?」
『確かに‥』

あんた気付かなかったの?なんのためのスマホよ?と隣でグチグチ言われながら電話張を開く

通じるかな?海斗と斗真は、ウハウハで電話出ないだろうし…するなら優か和馬かな…

『…もしもし?優?』
「あいり?今どこですか?」
『砂浜にいるよ』
「こっちに来られそうですか?」
『女豹地帯でしょ?無理』

電話越しに黄色い声援が聞こえるのは気のせいではないはず…

『そっちが落ち着くまで夏海と遊んでるね?』
「ちょ…キャーキャー…って」
『えっ?聞こえない?何?』
「キャーキャー…だって」

これはだめだ…聞こえない…とりあえず切る…

「優さん何て?」
『それがね…周りの声援が凄すぎて聞こえない…』
「そっか…でも遊んでるって伝えたんでしょ?」
『…うん』
「なら、遊ぼう!」




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