第9章 イケメン保護法つくりません?
「海~!あいり!海よ!」
『天気も晴れてよかったね!』
そうです!今日は夏海と海に来ています!
「かき氷…食べたい」
「浜辺の子猫ちゃんたちが俺を待っている」
「斗真…俺も行く…」
「皆さん…時間厳守でお願いします」
「…」
それと“X“のみんなとも…
「斗真さん!俺も連れていってください」
「俺も!」
「あ、あの…海斗さん!女を落とす術を教えてください!」
「俺もー!」
「お前ら俺の邪魔すんなよ~!」
「行きたいやつみんなでハンティングだ!俺に着いて来い!」
『「……」』
変な光景を見てしまった‥
海斗と斗真中心に盛り上がってる奴等‥うげっ
「気を取り直して行くよあいり!」
『うん!』
「ちゃんと水着持ってきたんでしょうね?」
『勿論!』
「合言葉は悩殺よっ!」
『…ぉー』
海の家の更衣室に入りこの間夏海と一緒に買いに行った水着に着替える
「本当にあいり…肌綺麗よね?」
『夏海こそスタイルいいじゃん…』
「…大丈夫あいり!女は乳じゃないわよ!」
『これでもCはあるよっ!』
夏海は黒のビキニ
胸元に付いてる赤のチャームがポイントらしい
お団子ヘアで綺麗なうなじ‥
羨ましいっ!
私は短い髪をどうにか下でまとめた
白のパーカーを羽織り海へ出発!
「えー!あいりパーカーのチャック閉めちゃうの?」
『もちろん!変に焼けたら嫌だし』