第3章 タマゴとミルクと
レッスンを開始してから暫く経って、ようやくその人はやって来た。
羽風「やぁ、遅れちゃってごめんね?」
晃牙「おうおう、羽風…センパイおせ~ぞ!いやいつもどーりと言えばいつもどーりだけどな!」
アドニス「こんばんはだ羽風先輩」
羽風「こんばんは、アドニスくんにワンちゃん。2人ともいつも通りに元気だよね」
零「おや、よく来てくれたのう薫くん。それにしても薫くんが遅れて来て謝るなど珍しいのう…。早速嬢ちゃん効果かや?」
羽風「……まぁそうだね。」
私は遅刻して来た事に少なからず不満を覚えていたけれど他の人はあまり気にしてないみたいだ。
あんな約束もした事だし遅刻はしないとおもったんだけどな…。
意外と女の子とデートの時間は守るらしいし。