第16章 パパと呼ばないで!?(3)
~雅紀side~
翔「よし、決めた!」
さくらちゃんを寝かしつけた後、俺は翔ちゃんの部屋に来ていた
雅「どしたの?突然…」
翔「今日から暫くエッチ禁止な」
雅「えーーーーー!?な、何…!!」
翔「バカっ!!声がでかい!」
雅「むがっ」
俺が驚いて大声出したから翔ちゃんに口を塞がれた
雅「ふぉぉひゃんひゃんふぇ」
翔「…何言ってるか解んねー」
そりゃそーだ!口塞がれたまま喋ってるんだから
俺はジェスチャーで手を離してくれる様頼んだ
翔「…大声出さないか?」
雅「ふんふんっ」
おもいっきり顔を縦に振ったらやっと手を離してくれた
雅「ぷはっ…何で!?翔ちゃん!暫くエッチ禁止って」
翔「だって、俺これ以上さくらちゃんに嫌われたくないもん…」
雅「え?関係あるの?」
翔「当たり前だろ!忘れたのか?さくらちゃんお前の事好きなんだぞ…あ、あんな場面に出くわしたら俺の事嫌いになって当然だろ。大好きな雅紀を俺に取られると思っただろうし…」
あ、そっか…うーん…って事は暫く翔ちゃんに触れられないって事?
雅「暫くっていつまで?」
翔「・・・」
雅「何でそこで黙るの!?」
翔「だって俺だって解んねーもん…大丈夫だよそんな長くはないって…多分…」
多分…って…俺それまでもつかな…