第11章 後悔
~潤side~
事務所を出て取り敢えず一度家に戻り、その後今日の喫茶店は臨時休業にして翔兄さんを休ませる事にした
翔兄さんは仕事に出れるって言ってたけど、とてもじゃないけど仕事ができる状態じゃないし、そんな翔兄さんを一人にする事が出来なかった
それにもう一人…
智「ただいまー」
潤「あ、智兄さんおかえり。…岡田さんは?」
智「取り敢えず帰ったよ…翔くんは?」
潤「今落ち着いてるみたい。雅紀兄さんがついてて…あ、雅紀兄さん翔兄さんは?」
智兄さんと話をしてる所に雅紀兄さんが翔兄さんの部屋から出てきた
雅「うん、少し横になるって寝てる」
智「…そっか…そういえば和也はどうしたんだ?」
潤「…部屋にいる。さっきの事で責任感じてるみたいで…」
智「…あいつが責任感じる事なんてないのにな…」
和は違和感を感じながらも岡田さんを事務所に上げた事に責任を感じていた…『自分がもっと気にかけていればこんな事には…』そういいながら…
雅「俺、ちょっと和の部屋行ってくる」
潤「あ、うん…」
雅紀兄さんが行けば和も立ち直れるな…きっと…