第92章 年の瀬の贈り物
智「よし!それを雅紀の部屋に運んだら掃除の続きに取りかかるか!」
和「でも大事な物をしまった所を忘れるなんて雅紀兄さんらしいですね」
雅「だ、だってここに入れたの子供の時だぞ!」
翔「どうでもいいけど、これホントに重いんだけど…雅紀今よく持てたな」
潤「どうやって運んだの?雅紀兄さん」
雅「子供の頃だったから忘れた」
結局雅紀と潤でその箱を運び、大急ぎで掃除を終わらせた
そして雅紀と翔くんとで後片付けをし、俺達3人でおせちを作った
翔「はぁー疲れたー…おっ!旨そ」
雅「やっぱり凄いなー潤、これ十分商品として売れるよ!」
テーブルには潤の作った(俺と和也は手伝っただけ)おせちが並んでいた
ホントに凄いよな。店で売ってるおせちと変わんねーな…これ
潤「ははっ、ありがとう。でもさすがにそこまで手が回らないよ」
…かもな
その後おせちを食べて皆でゆっくり寛ぎ、年越しそばを食べた
雅「はぁー…もうすぐ今年も終わりだね」
智「今年も色々あったな…」
和「というか、潤くんと翔兄さんがここに来て何年経ったんですかね?」
潤「えー…っと…何年だっけ?」
翔「…?何年なんだろ…ってかそんなに経ったか?なんか気がついたら数ヶ月後とか…」
《それを言ってはいけません!!》
全員「…は?」
雅「え?い、今の誰!?」
和「何か何処からともかく変な声が…」
潤「もしかして、触れてはいけない事だったの?」
その後俺達は全員一致でこの事には二度と触れないようになった…