• テキストサイズ

ひとつ屋根の下【気象系BL】

第83章 主夫(?)休養日


和「では潤くん、ちゃんと休んでて下さいね。お店の方は臨時休業にしてますので」

潤「ゴホッ…ありがとう…迷惑かけてごめん…」

翔「さっき智くんも言ったけど、こんな時は甘えれば良いんだよ潤…後は任せとけ」

和「…翔兄さんには全て任せられませんけどね…」

翔「何か言ったか?和也」

和「いーえ」

…絶対俺の悪口言っただろ…お前…

和「後でお粥でも作ってきますので、それまで大人しく寝てて下さいね」

潤「うん…」

とりあえず俺達は潤の部屋を出た

和「さて…私は掃除をしますので翔兄さんは洗濯をお願いします」

翔「一人で掃除は大変だろ。俺も…」

和「大丈夫です!」

…そこ即答!?

翔「…解ったよ…洗濯行ってくる…」

どうせ洗濯は洗濯機に入れて干すだけだから被害が少ないって事なんだろ…

翔「はぁー…俺って信用ないな…」

そりゃ確かに料理は出来ないし、掃除は逆に片付かないって言われるけど…

翔「掃除機くらいは使えるぞ!」

和「良いからとっとと洗濯して下さい!!日が暮れるでしょ!」

…おっかねー…

俺はこれ以上和也の雷が落ちないうちに、そそくさと洗濯を終わらせた

翔「よし!完璧!」

和「終わりました?ご苦労様です」

翔「…今さらながらさ…潤って凄いな」

和「どうしたんです?」

翔「ん…両親が亡くなってから、家の事全て潤がやっててくれたんだ…こんな大変な事をさ…」

和「…よっぽど翔兄さんがあてにならないって事なんですかね」

…ホント…サラッと毒吐くよな…お前…

/ 718ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp