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ひとつ屋根の下【気象系BL】

第81章 潤の心


ハル「で?何話って」

潤「…ハルくんの気持ちは嬉しいけど…俺他に好きな人が…」

ハル「知ってるよ。和也でしょ?」

潤「え?」

し、知ってるって…

ハル「だって僕が潤に抱きついたりすると和也が僕の事スッゴい見てくるし、潤もそんな和也に気を使ってるのが見え見えだもん」

…やっぱ俺って解りやすすぎなんだろうか…

潤「なら何で俺の事…」

ハル「僕障害があればある程燃えるたちなの。絶対振り向かせるからね、潤」

…そう言われても…

ハル「あ、もうこんな時間!僕もう行くね」

潤「え…あ、うん…」

ハル「潤またね!愛してるよ!」

…本当積極的だな…

でもそれで思い出したけど、ナースステーションでの一件以来、和の俺への態度が変だよな…

何かよそよそしいっていうか…

最初は翔兄さんの事を黙ってた事への罪悪感か?って思ってたけど、そうでもないようだし…

店の営業が終わってから和の所に行ってみるか

そう考えながら店内に戻ると何か翔兄さんの機嫌が悪くて、雅紀兄さんがしょげてるようだった

その後(空気の悪い中)店の営業を終えて家に帰り和の部屋に行こうとしたら、翔兄さんの部屋のドアが少し開いてて中から…

翔「あっ…あんっ…」

…うわっ…声漏れてるよ翔兄さん!

そういえば雅紀兄さんが、翔兄さん結構積極的って言ってたけど…

興味はあったけど、後で翔兄さんから殺されるかもと思うと怖いからさっさと和の部屋に急いだ

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