第60章 家族になろう(6)
翔「こちらにどうぞ」
俺は部屋に案内して、葛城さんを中に通した
部屋に入ると葛城さんは上着を脱ぎ出したので、それを受け取りハンガーに掛けた
ーこの人、背が高くて男前だよな…何だか松岡さんみたい…ー
翔「あの…葛城様…」
葛「何だ?」
翔「何故俺を指名したのですか?今まではずっと、ハルしか指名しなかったと聞きましたが…」
葛「別にハルが良かった訳じゃない。他に良いのがいなかっただけだ…だが、お前は違う…」
翔「え?」
葛城さんは俺に近づき、頬に手を伸ばしてきた
葛「初めて見た時から、お前に心奪われていた…こんなに綺麗な奴は見たことがない…もう俺はお前しか抱くことは出来ない…」
翔「あ、あの…んぅ…」
葛城さんはそのまま俺に口付けてきた
そして俺をベットに横たえた
葛「翔…愛してる…」
翔「あ…ああっ…はぁ…」
葛城さんは俺の身体を優しく愛撫した
そして俺の蕾を解した後、葛城さんのモノを挿入した
翔「ああっ…あああっ!」
葛「翔…動くぞ」
そう言って葛城さんは激しく動いてきた
翔「あんっ!ああっ…あああっ!」
葛「くっ!」
翔「あああーーーっ!!」
葛城さんはイク寸前に俺の中から出してイき、俺も自分の腹に出した
翔「ぁ…はぁ…」
葛「…翔…」
翔「…は…い…」
葛「俺はお前の事を身請けしようと思ってる…」
翔「…え?」
俺の身請け…?
葛「直ぐには無理かもしれないが、必ずお前をここから出してやる…だから俺の所に来い」
翔「葛城…さん…」
ここから出たい気持ちはあったが、この人の側に行く事に戸惑いはあった…