第47章 この命に代えても…(1)
~雅紀side~
雅「今日も気持ち良い天気だなー…」
俺は本日、依頼で犬の散歩をしていた
依頼者が怪我をしたので、暫く犬の散歩をして欲しいって依頼で今日で1週間、その依頼者の怪我もほぼ治ったとの事なので、今日がラストとなっていた
雅「大地、1週間ありがとな。また、遊ぼうな」
大地は三才の柴犬で人懐っこいヤツだった
ー…そういえば和って柴犬に似てるな…ー
こんな事本人に言ったら、どんな嫌みを言われるか解らないから言わないけど…(口では敵わないもんな…(泣))
雅「よし!今日はラストだし、もうちょっと歩こうか」
大「ワン!」
大地は俺の言ったことが解ったのか、嬉しそうに尻尾を振っていた
…でもこの俺の思い付きで、あんな事になるなんて、思ってもみなかった…