第38章 仮装(?)パーティー
お屋敷に入ると入り口に燕尾服を着た男性が立っていた
「いらっしゃいませ。招待状をお持ちですか?」
智「はい」
男性は招待状を確認して
「大野様ですね。お待ちしておりました。中へどうぞ」
案内されてパーティーホールに入ると、何故かざわつき出した
安「やあ、大野さんようこそ。よくお越しくださいました」
入るとすぐに、恰幅(かっぷく)の良い男性が話しかけてきた。この人が安堂さんかな?
智「安堂さん、今日はご紹介いただきありがとうございます」
…招待じゃなくて依頼だけどね…
安「いやー、お連れの女性は皆さんお美しい方々ばかりですな。実に羨ましい。息子の嫁に欲しいですな」
智「恐れいります」
絶対やらない!!(100%無理だけど)
安「では、失礼しますよ。楽しんで行って下さい」
智「ありがとうございます」
そう言って安堂さんは他の招待客の所に行った
さ「ねぇ、智パパ。お腹すいた」
智「おー良いぞさくら。向こうで好きなもん食べてこい」
か「じゃあ私達向こうに行ってますね」
かえでさんとさくらちゃんは食事が並んでいるテーブルに行った
すると突然…
女①「あの…お名前は?」
女②「こういったパーティーでは初めてお見かけしますよね?」
女③「三人ともとてもステキですね」
…いきなり女性軍団に囲まれてしまった…