第2章 新しい家族(2)
和「雅兄もたまには良い事言いますね」
雅「『たまには』はよけいだ!」
智「うん、雅紀の言う通りだ。翔くんが良ければ俺達と一緒に暮らそう」
翔「…良いの?」
雅「うん!おいでよ!人類皆兄弟!!」
和「はぁー…せっかく良い事言ったのに、続く言葉はバカっぽい…」
雅「ひどいっ(泣)」
翔「…あり…がとう…」
潤「何泣いてんの、兄さん」
翔「ばっ、な、泣いてなんか…!」
潤「はいはい」
翔くんは泣き顔を見られるのが恥ずかしいのか、ずっと潤の肩に顔を埋めたまま泣いていた。
こうして俺達5人の新しい生活が始まった。