第2章 異能力
いつも路地裏で私は寝ている、そして、毎日悪夢にうなされる。
私は、親から捨てられてからこの12年間お金を稼ぐため、何でも屋をやっていた。おもに指輪探しなどが多いがそうでないことも在る。依頼は此処にきたら受ける。
今日はまぁ、休みにするか。気分転換に橋でブラブラと。
「此処は、綺麗な河だな~。」
欄干に座って足をブラブラさせ、河を見たあと、下りようとした時横に毛虫という奴がいて慌ててそのまま河に‥‥‥。
『えっ、やb‥‥‥ドッボーン。』
やばい、河の近くにいるんじゃなかった。私は泳ぐことが出来ないのだ!ドヤァ!
『って、じでるばあいじゃない!あぶぶ、誰か~たすけ………、キャアー!?』
数メートル先に人の足だけ浮いているのが見えて私は驚く。
「彼奴は、俺の理想を滅茶苦茶にして!敦、お前はあっちの方へ行け、俺は逆に行く。」
「はい、わかりました!」
少年らしき声の人が此方に来る!助けを求めないと!
『助けてくだ、あぶぶぶ』
必死に助けを求めると此方に気づいた少年は、河に飛び込んできた。
「大丈夫ですか?今岸に‥‥、太宰さん!」
『ケホッ、ケホッ、あ……の………、ありがとうごさいます。』
「いえ、それよりどうして河なんかに?」
『欄干に座ってしばらくしてから、下りようとしたら、毛虫がいて慌ててしまい足を滑らしてしまって。」
「そうなんですか。あっ、太宰さん」
太宰さんと云われた人は何故か不機嫌な顔をしていた。
「ちぇ、また邪魔された。入水したのに。」
『えっ、入水!?』
太宰さんという人は砂色の外套を翻して此方を見て近づいてくる。
「綺麗なお嬢さん、私と心中しないかい?」
そして、私の手を取り心中してくれないか?と云われたとき一瞬、秀麗な顔立ちに見とれハッ!とする。
『あの、お断りします。』ニッコリ
「では、名前を聞こうか。私は太宰治という。」
『私は、藤咲 耶宵です。』
「だーざーいー、仕事に戻るぞ!」
「私は、耶宵ちゃんと話しているから仕事は‥‥。」
話を聞かず眼鏡をかけた男が太宰さんの外套を掴まんで、帰る
「じゃあ、藤咲さん?僕は仕事があるから!あと、服着替えた方がいいよ。」
少年は、手を振り帰った。
『クシュン!私も路地裏に戻らないと!」
少女は、走って路地裏に行った。