第3章 日常編① 西谷夕
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今日の練習も終わり。
貴「すみません、今日は用事があるのでお先に失礼しますね。」
私は今日用事があったからみんなと一緒には帰らず…
西「わりぃ!俺もなんだ!」
ゆ、夕さんもなんだ…!奇遇だなぁ…
澤「おう、わかった。2人とも、きをつけてな!」
菅「じゃあな、また明日!」
こうして2人は学校を出た。
貴「夕さんはどんな用事があるんですか?」
西「護衛係だ!」
…え?
西「今朝言ったろう?護衛係をやるって!それは何も朝だけ、とは言ってないぞ!」
貴「夕さん…!」
夕さんの優しさに感動するよ…うん…
貴「えっまさか夕さん、私のためにみんなより早く帰ってくれたんですか?!」
西「おうよ!当たり前だろ!!」
なんてこと!!
貴「ごめんなさい!みんなと一緒に帰りたかったですよね…もう大丈夫ですよ!だからみんなと一緒に帰って大丈夫ですよ!!」
西「なんでだよ、俺がこっちがいいから 神崎ももかと帰ってるんだろ。たまにはこう…落ち着いてるのもいいし…」
貴「夕さん…!!」
私は夕さんの言葉に甘えることにした。
[日常編① 西谷夕、完]