第8章 Terminar
抵抗する潤を押さえて無理矢理服を引っペがした。
驚いたのは、身体中に付けられたキスマーク。
首筋や胸元、太ももにまで付けられていた。
潤「ひゃっ!」
潤を後ろ向きに壁際に立たせ、俺は身を屈む。
大きく息を吸い、潤のお尻を割り開いた。
潤「ちょ!何すんだよ!」
「大人しくしろ」
シャワーを流しながらゆっくりと指を挿れていく。
「力抜け」
優しく中を書出す様に動かす。
やがて…トロッとした物が中から溢れてくる。
潤「っっ…」
誰かの出した白濁は…潤の太ももを伝い、排水溝へと吸い込まれていく。
その量は思ってたより大量だった。
「こんなに中出ししたら腹壊すに決まってんだろ…」
潤「ん、く…」
指を動かしながら考える。
潤を抱いた男の事を。
「潤…相手は誰だ?」
そう言うと潤がギュッと唇を噛む。
「誰だよ…」
潤「関係ない…からっ」
「お前を具合悪くする様な無茶な抱き方する様な奴の事庇うの?」
そう言っても潤は…黙ったまま。
その潤を見ていると…俺の中の燻った想いが…ドロドロに煮えたぎっていくのが分かる。
潤を抱いた。
俺の知らない誰かが。
潤「兄さん…もういいから…」
俺から離れようとする潤。
俺は…そのまま潤を壁に押し付ける。
潤「に、さん…?」
「………んで…」
潤「兄さん離せよ…」
「何でだよ…」
潤「っっ…あ…」
気が付けば、俺は唇を潤の背中に押し付けていた。