第8章 Terminar
うつ伏せにされると、後ろにまた固いモノが当たる。
「ちょ、雅紀待っ…んぁぁっっ」
断る暇も与えて貰えず、また中に雅紀が入って来る。
雅紀「すっげ…さっきと違って潤の中ヌルヌルしてる…でも締まりいいよっ…」
腰に手を入れられ引き寄せられる。
お尻だけ突き出す体勢にさせられる。
「あっっ、あん…」
枕にしがみつき、声を上げる。
ガツガツとまた激しい突き上げが始まった。
雅紀「これ…潤のお尻の穴に入ってるの綺麗に見えるよっっ…」
「んぁっっ…やだっっ…」
雅紀「やだなんて言って…こんなに前から後ろから涎垂らしちゃって…」
「ちがっっ…ひぁっっ、あっっ…」
雅紀「愛してる潤っっ…絶対誰にも渡さないっっ…俺だけのっっ…」
「っっ…あぁっっ…」
雅紀から与えられる痛みと快楽に支配された身体。
雅紀の愛が深くなる。
嫌な予感がすると…雅紀に抱かれながら心の片隅で思う。
雅紀の愛に、狂気に絡め取られる。
抜け出せない。
雅紀「あっっ、潤…愛してるっっ…」
「あぅっっ、んっっ…」
雅紀「あ、イくっっ…!」
ぐいっと奥まで捩じ込まれ、二度目とは思えない欲望が吐き出された。