第10章 Melhor amigo
ー雅紀sideー
潤「はぁっ、あ、んっっ…あ、イく…!!」
「潤っっ…!」
潤の先端から白濁が吹き出した。
その締め付けで俺も潤の中で達した。
ゆっくりと起き上がり、ゴムの処理をするとまた横になる。
「潤…今日どうした?」
潤「え…?」
こっちに背中を向ける潤の汗ばんだ背中を引き寄せる。
「何か…あまりノってなかったから」
潤「………ごめん。ちょっと…疲れてて…」
「そうだよな…葬式とか色々大変だったのに無理させてごめん」
潤「大丈夫」
そう言って微笑む潤にキスをした。
「愛してる…潤」
潤「………」
「まだ…忘れられない?好きな人の事…」
潤「そういう訳じゃないけど…ごめん…」
「どうやったら…忘れさせられるのかな…」
潤の背中に沢山の痕を付けながら呟いた。
潤「雅紀。雅紀が好きだよ。それは…本当なんだ」
「………分かってるよ」
そのまま背中を引き寄せ、抱き締める。
「きっと愛させてみせるから…」
愛させてみせる。
だって潤を1番愛してるのは俺なのだから。