【HQ】脳内妄想‐sharing.・繋がる縁の円‐【R18】
第8章 下着プレイ(赤葦京治/繋がる縁の円)
お陰で、朝までコースを余裕で越えて、終わったのは日が完全に昇った頃。
最後の方は疲れと眠気で、半分は気絶しているような状態だった。
まぁ、だからイかなくなって、回数は増え続けずに済んだ。
「京治、腰が痛い。疲れた。」
「お互い様だろ。運動量は明らかに俺の方が多いよ。」
でも、事後のピロートークが、眠気からくる不機嫌で、軽く喧嘩みたいになっている大問題が発生している。
「京治は自業自得。あーぁ、折角パンツ新調したのに伸びちゃうし、最悪。」
こんな事を言って、喧嘩を継続したい訳じゃないのに、機嫌は治らない。
「じゃあ、新しいの買いに行こうか?」
「ランジェリーショップに彼氏同伴したくない。」
「じゃあ、ネットか…。」
「通販だと着け心地に不安がある。」
「お前が身に付ける物、一緒に選びたいんだけど?」
「それ、脱がせて初めて見る楽しみなくならない?」
「別に、その楽しみは無くてもいいかな。」
京治は、不機嫌の原因は下着の事だけだと思ったらしい。
理解してくれない事に苛々が増して、冷たく返していたけど。
京治の唇が、口角を上げている事に気付いた。
「俺の為に、俺好みの下着を身に付けてるみつを抱く方が重要だ。」
淡々と続けられる話に、嫌な予感がしてくる。
より妖しさが滲む笑顔に、悪寒までしてきた。
「…それに。」
「それに?」
意味深に、言葉が一旦止まる。
「俺が買った物なら、どう扱っても良いだろ?」
わざわざ聞き返さなきゃ良かったと、後悔した。
この、草食系に見えていた、実は肉食系なロールキャベツ男子。
ちょっと変態で御座います。
言葉攻め、多ラウンド、朝までコースは当たり前。
更に今回、下着残しエッチの趣味が追加されました。
こんなバカみたいなナレーションを考えながら、驚きで気絶したんだか、眠気に負けたんだか分からない状態で意識を手放した。