【HQ】脳内妄想‐sharing.・繋がる縁の円‐【R18】
第4章 lostvirgin(黒尾鉄朗/episode0)
何度も、何度も、角度を変えて繰り返し唇を奪われる。
そっちに気を取られていると、シャツの裾から手が入ってきた。
腹から胸へと滑るように移動した手の平が、殆どない膨らみを包む。
多分、クロ史上初の完全まな板胸だろう。
触らせるのが申し訳ない。
「そんな顔すんな。」
「だって、流石にココまでペタンコだと揉み心地も悪いんじゃないかと…。」
「デカさより、バランスだろ?アンタの細さで、ココだけ脂肪たっぷりだったら逆に怖ぇよ。…それに。」
シャツの中、手探りで見つけられた先端の突起。
指先で擦られると反射的に、ピクッと肩が跳ねた。
「小さい方が、感度はイイって聞くぜ?」
私の反応を確認して、クロの笑みは濃くなって。
触れていた部分を指先で挟んでみたり、弾いたりして弄ぶ。
芯からジワジワと熱くなっていくのが分かって、感じた事のない何かが身体中を巡った。
いつの間にか、乱れたシャツは胸の上まで捲れ上がっていて、膨らみのないそこの先端だけ主張するように立ち上がっている。
「…ん、ぁっ!」
そこを触られているのを見るだけで興奮が増して、声が溢れた。
「…な?きとりサンのココ、感度良好だろ?」
変わらず笑顔のクロが少しずつ下がっていく。
胸の部分で止まったかと思ったら、わざとらしく見せ付けるように、舌先で先端を転がした。