• テキストサイズ

イケメン戦国〜未来を夢見る〜

第26章 〜26〜






その日は朝から軍議があった。
今の自分に大事なことは、目の前の戦でどう動くのか、どう戦うのか。
でも、頭の片隅ではずっと優鞠の事を考えていた。


秀吉さんが信長様に報告をしてる時も、その報告に関して三成が策を練っている時も、話を聞きながらもずっと考えていた。

考えても考えても答えが出なくて、軍議の最中だというのに苛立ってきた。


(はぁ……なんでこんな悩むんだろ。優鞠に会いたい……でも今会ったら自分がどんな事するか分からないから……)

家康は誰にも聞こえない程の大きさで溜息をついた。


そんな家康を対面側から見ていた政宗は不思議に思って、軍議が終わったら声をかけようとしたが、解散の一声と同時に家康は足早に広間を去ってしまった。



(ったく……家康の奴、何をそんなに苛立ってんだ?)






/ 483ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp