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【名探偵コナン】【まじっく快斗】0時ジャストのシンデレラ。

第1章 12月24日。


「最高の褒め言葉ですよ、レディ。
飲んで食べて騒ぐ、これぞジャパニーズクリスマスってね。」
・・外国のクリスマスがどんななのか、キミも知らないかもしれないだろ?
だから、教えてあげたくなっただけ。
「おー!よく似合っておるのぉ、二人とも!
どれ、早速プレゼントのお披露目といくかの。」
「いつの間に用意してたの?
というか、早くない?」
これは、オレも聞いてない。
博士がふふふふふとかやけに楽しそうだけど。
「クリスマスの飾りにしては大事なものが足りておらんじゃろ?
じゃじゃーん!これがプレゼントのクリスマスツリーじゃ!」
サンタ服を着込んだままよくそれだけの動きが出来るもんだと思うけど・・
「ツリー?」
あるのは折りたたんだ傘みたいな白い物体。
いや、白いというより半透明な・・傘っぽいんだけど。
「わしの新発明じゃ!
ただのツリーと思っては困るの。」
ちっちっちっときっちり否定して、
ボタンらしきものを押す。
バサァっと音を立てて、ツリーが開いた。
いや、やっぱ傘っぽいよ!?
そのまま全員でのぞき込んでいるとツリーが光った。
よくあるイルミネーションみたいな光り方ではなくて、
ツリー全体が淡く光り、点滅し、しまいに
表面に雪の結晶が光り出す。
「LEDライトを光らせて、その上から特殊加工してあるんじゃ。
重さに反応して光り方や模様が変わるんじゃよ、
飾りを用意してあるからつけてみなさい、面白いことがおきるぞ〜!!」
『おおー!!』
珍しく、うけたらしい。うん、すごいと思うよオレも。
「・・・クリスマス前に完成してたら、パーティーがもっとゴージャスになったかもしれないわね?」
「しまったー!!!」
「・・特許の申請だけでもしたら?」
素直に商品化しようよ。
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