第1章 クリスマスはアナタと・・・プロローグ
「皆さんもう今日は遅くなりましたし、そろそろ・・・」
麗亞がそろそろと立ち上がり残っていた皆に告げた。
秀「そうだな麗亞はもう部屋で休んでろ、俺はまだやることがあるから、それが終わったらすぐに休むから。」
「そうですか、皆さんも早く休んで下さいね? お先におやすみなさい」
三「ええ、おやすみなさい、麗亞様」
天使の笑顔を浮かべる三成
家「おやすみ麗亞、ちゃんと早く寝なよ。暗がりでお針子の仕事の続きなんかしちゃだめだよ。」
政「眠れないなら俺の部屋に来い、可愛がってやる」
にやりと艶やかな笑みで麗亞を見る政宗
光「寝かせてやらないの間違いではないか?政宗。麗亞こんな奴の所に行けばどうなるかお前も分かるだろう?」
そんな言葉に思わず焦る麗亞。
「で、ではまた・・。」
そういうとそそくさと麗亞は部屋を後にした。
その後しばし四人であーでもないこーでもないという話をしたが何も考え付かないのですぐさま散会となったのは言うまでもない。
そのころ麗亞の部屋では
布団に横になって、皆の事を考えていた。
麗亞「どんなものを皆さん作ってくるんだろう、楽しみ。私も何か作れないかな?でも、皆のお手伝いするって言ったから順番に手伝おうかな?」
三週間後のクリスマスイブの事を考えるとワクワクしてなかなか寝付けない麗亞だった
その裏に色々な感情が渦巻いているとも知らず、そしてワームホールの事も知らずウトウトと、眠りにつくのであった・・・。
~つづく~