Volleyball Boys 2《ハイキュー!!》
第4章 ★"恋"ってなんですか?:日向
「優しくするけど、痛かったら、ごめん」
そう言うと、翔陽は腰を進めた。少しずつ侵入してくる翔陽のモノ。その小さな体躯からは想像できない質量が下腹部を圧迫してくる。
『っああぁぁあ、いっ……く、ぅ…』
「ごめん、痛かっ……え、血?」
『ふぇ…?』
翔陽が結合部を見てびっくり顔。上体を起こしてみると、赤く染まっている。
『あ、ほんとだ…っつつ、ごめん、拭く?』
「は、い。え、あの、星菜って…」
『ん?』
「シたこと、なかっ、た?」
『うん。翔陽は?』
「おれもないけど…いや、でも!伊達工の主将の人とシたんじゃ……?」
茂庭君と、あたしが?まさか。
『違う違う。たしかに最後まで優しかったとは言ったけど、普通のイミで。エッチをした時にってわけじゃないよ?』
「な、なんだ……」
へにゃりとあたしに倒れる翔陽。そしてそのまま話し出す。
「おれ、星菜がシたことあると思って。それで、誘ったのかと…」
『ううん。翔陽と一緒にいたかっただけ。まぁこういうのを望んでなかった、って言ったらウソになっちゃうけどね?』
「そ、そか……///」
照れ、と笑う翔陽。思わずかわいい、と呟くと、むくりと翔陽が起きる。
「おれ、カッコいいがいいって言ったよ?」
『あ、そうだったね…』
「平気そうだし、加減できないかも」
『翔陽なら、大丈夫だよ』
にこ、と笑うと、翔陽はゆっくりと動き出した。翔陽のモノが動く度に、ぐちゅぐちゅと音がして、それが耳までも犯していく。奥を突く度に、腰が跳ね、声を堪えられない。
『っあ、ぁん、しょ、よっ、ふぁ、あん!』
「星菜、気持ちもぃ…っ、う」
『らめ、へんになっちゃ、っあぁあん!』
「ばっ、急にイッたら……っく!」
あたしが大きく啼いて体を震わせるのと同時に、翔陽も白濁を放った。髪を撫でる手の温もりを感じながら、あたしの意識はずるずると落ちていった。