Volleyball Boys 2《ハイキュー!!》
第14章 ★桜の季節∶花巻
もう一度指を挿れ、浅い所で関節でクイッと曲げる。Gスポットに上手く当たったのか、声を上げて星菜はキュウッと膣を締めた。
『やあぁっ、や、だ、ぁっ』
「とか言いつつ気持ちぃんだろ?」
指を抜き、見せつけるように舐める。俺を見上げる星菜を、まじまじと見る。ほのかに色付いた雪のような肌、潤んだ瞳、薄く開いた唇。どこをとっても扇情的で、俺の股間は爆発寸前だった。
「あー、もうマジムリ……いいか?」
こくん、と縦に頷く星菜。ベルトを弛め、ベッドの下の小さな箱から3枚綴りの取り出す。3枚綴りのそれを1つちぎり、張り詰めた自身に被せる。残りの制服を全て脱ぎ捨て、星菜のソコに宛てがう。
ゆっくりと挿入を開始すると、半分も挿れないところで星菜が苦し気に呻いた。
『やっ、痛ぁ……たか、ひっ……ひゃうっ!』
「っちょい、我慢、しろ……っく、痛かったら、背中、爪立てていいから、な……?」
コクコクと頷く星菜。背中に腕を回させると、ぎゅうっと抱き付いてきた。少し抜いて、また進めると、背中に痛み。目の前には必死に痛みを堪える星菜。負担が少ないように、早く。すごく神経を使い、全部挿れる頃には汗だくだった。
「動く、ぞ?」
ゆるゆると腰を前後させる。星菜のナカはあったかくて、しかもキュウキュウ締め付けてくるから、気を抜いたらすぐにイッちまいそうだった。
その上、結合部からの音と星菜の声とが、ものすごくエロい。気持ち良くて、とろけそうで、自分が段々と高まっていくのが分かる。それは星菜も同じようで、苦痛を孕んでいた吐息が、今や感じまくっているほどだ。
『あっ、あん、やっ、たか、っあぁん』
「や、べぇ……っ出そ、ぅ」
『いっ、しょに、イキたっ、あぁ!』
「も、限界……出す、っく!」
『やっ、あぁぁあぁあぁあっ!』
ビクッと背中を反らせ、ぎゅっと背中にしがみ付き、星菜は絶頂を迎えた。そして時を同じくして俺もまた、星菜の中に白い欲を放った。
余韻に浸っていると、星菜の腕がとさりとベッドに落ちる。閉じられた星菜の目尻から、つぅっとしずくが伝う。無理させてゴメン、と胸中で謝り、そっと頭を撫でるのだった。