Volleyball Boys 2《ハイキュー!!》
第14章 ★桜の季節∶花巻
俺の家に着くと、そのまま部屋に直行。ドアを閉めるやすぐ、星菜の唇を奪う。さっきは少し遠慮したが、そんなもの、今はしない。
激しく深くて、ドロドロのチョコレートのように甘ったるいキス。星菜の口からは、リップのイチゴが微かに香って、それがまた甘かった。
十分に星菜とのキスを堪能して口を離すと、ずるずると床に座り込む星菜を抱えて、ベッドまで運び、下ろす。口の端を伝うどちらのものか分からない唾液が、なんとも艶めかしかった。
「ヤバ……」
『たか、ひろ……っ、好き』
「俺も」
そう言って、今度は優しくキスをする。ちゅっ、ちゅっとリップ音をたてて。おでこに、目尻に、鼻に、ほっぺに、至る所に愛を落とす。耳に唇が触れると、星菜はくすぐったそうに身を捩った。
それからリボンを外し、ブラウスの首元を緩める。露わになった白い素肌に、少し強めに長く吸い付く。星菜が察知して止めるのを無視、口を離した頃にはキレイな赤い華が咲いていた。
『ばっ、貴大!』
「いーじゃん。これからイヤってほど付けてやるんだからさ」
想像したのか、カアァと顔を赤らめる星菜。クスリと笑ってから、ボタンを外す。下の方のボタンを数個残し、ブラを上にめくり上げる。ふるりと2つの膨らみが露わになった。
頂きをツンとつつき、片方を口に含む。それだけで星菜からは甘い喘ぎが上がった。しばらくそうしていると、初めは控えめだった声も、だんだん艶っぽく色っぽくなっていく。
『……んっ…あ、ぅっ、やぁ……っふ、ぅ』
「声、我慢しなくていーぞ」
『っや、だ……なんか、へん、な、る…っ』
もじもじと膝を擦り合わせる星菜。そろりとスカートの中に手を忍ばせショーツをなぞる。それだけで星菜の腰が跳ね、感じているのが分かった。
クロッチ部分から指を入れ、蜜壷につぷりと埋め込む。ぐしょぐしょのソコはゆっくりと指を呑み込み、奥まで咥え込んだ。
「エロいな」
『やぁ、やっ、らめ、っぬいてぇ』
「止めない、って言ったよな?」
ぐちゅ、くちゅり、指を抜き差しすると、卑猥な水音が部屋に反響する。ぬぽっ、と指を抜けば、分かりやすいくらいに星菜が背を反らせた。