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秘密の関係...【R18】

第4章 本当の顔



ん~...眠い。
入部したからには完璧に仕事こなしてやる...
ってことで朝練行こう。

ただいまの時刻は朝5時、
6時までに体育館前集合だったよな。

昨日のこと考えると死ぬ程恥ずかしい...
合わせる顔がないよ!っもう!

そんなことを考えながら校門を潜って
バレー部の体育館へ向かっている途中
急に後ろから衝撃が

「ヘイヘイへーイ!おっはよー奈々!!」

『グェ...おはようございます木兎先輩...』

「おぁ?!すまん!痛かったか!?」

『いえ、大丈夫ですよ。ビックリしただけなので』

「そうか!それならよかった!!
 んじゃ、早く来いよ~!」

なんか...お兄ちゃんみたいだなぁ...
もうあんなとこまで行ってる...足速っ?!

「おはよう奈々。昨日はよく寝れた?」

『あ、お...おはようございます。』

ビックリしたぁ...木兎先輩よりビックリしたかも...

「あ、ごめん驚かせちゃった?」

『はい、静かに来ないでくださいよ...』

「ふふ...ビビリなの?」

『違います!』

「そんな怒らないの、行こ」

腕を掴まれて体育館へ
なんか少女漫画的だな、これ。
小っ恥ずかしいというか...うん。



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